ハトシェプスト女王のスフィンクス像
花崗岩、彩色 | H. 164cm × L. 343cm
古代エジプト初の重要な女性統治者ハトシェプストを、ライオンの胴体と人間の頭を持つ守護者「スフィンクス」として表現した巨大彫刻。女性ファラオでありながら、男性王の象徴である偽りの儀式用髭とネメス頭巾を着用しており、性別を超えた「ファラオ」という制度の神聖さを示しています。
彫刻家はライオンの強靭な筋肉と理想化されたハトシェプストの顔を対比的に表現。共同統治者であり後継者でもあったトトメス3世が後に命じてこの像を破壊したため、数千の破片から20世紀の考古学者が復元しました。